私たちの技術
伴侶動物向け
がん検出システム
がん治療の鍵を握る「早期発見」。早期発見ができれば既存の治療法の有効性を高めることができ、一頭でも多くの命を救うことにつながります。
そこで、がん細胞(腫瘍)から分泌されるエクソソーム内のマイクロRNAを解析することで早期発見を可能にする次世代診断システムを伴侶動物向けに提供したいと考えています。
私たちの技術
この技術は、たった一滴の血液からがん種を判別できる可能性を持ったもので、既に7がん種について、高精度での識別に成功しており、今後12がん種にまで拡げていく計画です。
高額な検査費用や身体への負担も軽減できるため、事業化と同時に広く普及するものと見込んでいます(※ただし、この方法はあくまでがんである可能性を示す補助診断であり、次段階の確定診断への架け橋となるものです)。
事業化に向けて
全国の獣医科大学や動物病院、2次診療施設等とネットワークを有しており、がんになった犬や健康な犬の血清を安定的に収集することができています。その後、準備が整い次第、国内の大手メーカーと共に、マイクロRNAチップとマイクロRNA測定器を、全国の動物病院や大学病院向けに販売していくことを計画しています。